ボヌールヘアのボヌールが「BONheur」とBONだけ大文字なのは理由があります。
BONはフランス語で「いい。美味しい。」など肯定的な意味があるのです。
ロゴにもコーヒー豆がのっているのにもお気づき頂けると嬉しいです。

当店がこだわってコーヒーをお出しするのにはワケがあり、それは「コーヒーというものの奥深さ、面白さ、美味しさをもっと知って欲しい」と思っているからです。
ここからコーヒーについてお話ししたいと思います。よろしければお付き合いください。
コーヒーの歴史
コーヒーの歴史や起源は13世紀頃までさかのぼるとされています。諸説あるのですが中でも有名なお話をひとつ。
カルディの伝説
アラビア人のカルディという山羊飼いはエチオピアの草原で放牧生活をしていました。ある日、気がつくと、自分の山羊が楽しそうに飛んだり跳ねたりしています。そこで調べてみると、あたりに茂っている木になった真っ赤な実を食べていることがわかりました。そこで自分も食べてみると、とても爽快な気分になります。カルディは山羊と一緒に毎日この赤い実を食べ、元気に楽しく働いていました。あるとき、通りかかったイスラム教の僧侶がカルディたちの様子を見て赤い実の不思議な力にびっくりし、これを僧院に持ち帰り、仲間の僧侶たちにも食べさせたところ、甘ずっぱいおいしさに加えて、眠気がとれ爽やかな気分に。それ以来みんなすっかり魅せられ、魔法の豆として、密かに愛用されるようになったということです。
コーヒーの生い立ちを伝える話は、このほかにも沢山ありますが、どうやら最初はイスラム教の僧侶の眠気ざましの妙薬として広まったようです。また、今からおよそ1千年ほど前、アラビアの都バグダットの王立病院長だったラーゼスという人は、「古来、エチオピアに原生していた灌木、バンの種実(豆)を砕いて煎出した汁液バンカムは、一種の薬として胃に良い」と書き残しています。バンはコーヒーの豆のことですが、当時は薬として、とても珍重されていたようです。
有名店である「KALDI〜カルディコーヒファーム〜」はこの話が由来なのではと想像できますね。

この伝説は聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。こういうお話を聞くと現在当たり前に食べたり飲んだりできるのはこういった先人達のチャレンジと発見の積み重ねなんだと思うと奇跡に近い体験をできていることにありがたさを感じますね。
さて、そんなコーヒーですが1日に飲んでいいとされる量は「180ccを3杯まで」とされています。
一般的にコーヒーは適量摂取が体にいいとされていますが、私のようなコーヒー愛飲家としては1日に3杯では済まないことも多々あります。
なぜ3杯(合計540cc)なのか?それを考えてみます。
コーヒーの効果効能
コーヒーと聞いて、まず連想するのが「カフェイン」だと思います。このカフェインは
眠気防止・眠気覚まし・疲労回復など
効果がありますが一種の麻薬のような扱いをされているのも事実です。
コーヒー3杯の500cc以上を摂取するとカフェインの摂りすぎで「中毒症状や消化器系に悪影響」と一時は「コーヒーは体に毒」と言われていた時代もありましたが最新の高精度の研究によりコーヒーを摂ることのデメリットはないと言われています。
健康への効果としては
・パーキンソン病・大腸がん・直腸がん・2型糖尿病・アルツハイマー病・肝細胞がん・胆石・血糖値の上昇抑制
以上の病気などを予防する効果があると言われています。
また2015年の日本国立がん研究センターの調査によると
「コーヒー及び、緑茶を日常的に摂取する人が、そうでない人に比較し病気などで死亡するリスクが大幅に低減する」と発表しました。
コーヒーポリフェノール、緑茶カテキンが血圧を下げ、カフェインが血管や呼吸器も働きを高めると指摘しているそうです。
また、一部ではコーヒーを焙煎する「焙煎」という工程は「焦げものを作る」という考えもあり、有害と指摘されていますがそれも極めて可能性は低いとされ、それよりも砂糖、ガムシロップ、フレッシュなどを混ぜて飲むことの方がリスクがあるという考え方が一般的です。

愛飲家としてのコーヒーとの付き合い方
私の日常として、水かコーヒーしか飲まない日々を送るのが定着していますが元々はどちらかというとコーヒーは苦手で、飲むとしても砂糖やミルクを必ず入れないと飲めないようなタイプでした。
ブラックで飲むことに魅力は感じましたが、どうも苦味と後味が得意ではなく敬遠していました。
ところが、豆をミルで挽き、サイフォン式で抽出されたとても美味しいブラックのコーヒーを飲んだ時に衝撃的な美味しさでそこからコーヒーを深く考えるようになりました。
その後はありとあらゆるコーヒー豆を手が出せるだけ味わって、自らが一番美味しいと感じるコーヒーの淹れ方にたどりつきました。
カルディやスターバックスなど有名店をはじめ、ネットで見つけた豆なども試し、抽出方法もペーパードリップ、サイフォン、水出しなど色々と試みました。
今では1日多い時で5〜6杯ほど飲んでいますがホッとひと息する時には欠かせない存在になっています。
嗜好品として飲んでいますが、美味しいと思える精神的な安らぎと、上記のような健康向上を考えると素晴らしい飲料に出会えた事を嬉しく思っています。
また、忙しく過ごす現代社会で、同じようにコーヒーの魅力を感じる人々が増えてくれるといいなと願っています。
こだわりの生豆選定・焙煎・抽出
せっかくコーヒーという世界と触れることができたので、可能な限りでどこまで美味しいコーヒーが飲めるかを日々研究しています。
結論として「コーヒー豆自体の品質・焙煎度合い・豆の挽き方・お湯の温度」
これが美味しいか美味しく無いかの分かれ目だと感じました。

上の写真は焙煎する前のコーヒー豆、生豆です。初めて見る方もいらっしゃるかもしれません。この豆も産地から大きさ、豆の銘柄などたくさんの種類があります。ボヌールでは「有機栽培豆」を使い、農薬リスクもなくす取り組みをしています。
そして、この若干緑がかった豆を焙煎していくことでよく目にする茶褐色のコーヒー豆になっていきます。

色々な焙煎度のコーヒーの中でも個人的に一番旨味と香りが楽しめるのは「シティローストとフルシティローストの中間」だと思っています。
程よい苦味が好きなのでハイローストだと酸味が強く、フレンチローストだと苦味が強すぎるのです。

そしてその豆を極細挽きします。抽出は基本「ペーパードリップ」という至極一般的な淹れ方をしておりますが、このペーパードリップに一番適しているのは中粗挽きと言われています。
そして大事なことですが「コーヒーは生鮮食料品」と位置付けています。
理由として、焙煎後(加工後)は時間経過とともに空気中の酸素と反応して風味が劣化していきます。豆のままの状態だと焙煎後1ヶ月を目安に飲むのがおすすめで、ミルで挽いた粉に関しては1週間で飲み切るのが目安となります。
当店で提供するコーヒーは引き立ての新鮮で風味豊かなコーヒー粉を使用しております。鮮度の高いコーヒーにしか為せない香り豊かなコーヒーを是非ご賞味ください。
私は「豆そのものの美味しさを余すところなく味わいたい」という思いから、極細挽きで豆を細かく挽くとお湯を馴染ませた時により芯から旨味を抽出できると感じました。このあたりは好みなので自由です。
新鮮なコーヒーは淹れる時にコーヒー特有のガスが挽いた粉から出るので新鮮なコーヒーほどお湯を注ぐとふっくらと膨らむ特徴があります。いいコーヒーは本当に面白いほど膨らむので淹れる時間が楽しくなりますよ。
最後のお湯ですが「豆に触れるお湯は細く、ゆっくり注ぎ、湯温は沸騰してから一呼吸置いた93℃」を目安にしています。熱すぎると雑味が、ぬるいと薄くなってしまうのでここが適温だと判断しています。

ここに至るまでの各工程で一番幸せなのはその芳醇な香りを楽しめることです。コーヒー豆を販売しているショップなどに立ち寄ったり、コーヒー屋さんの前を通るときにいい香りと感じるあの瞬間を毎日家で味わうことができます。
この「コーヒーアロマ」だけは他では味わえない贅沢な瞬間です。
ちなみにボヌールでお出しするコーヒーは濃すぎず、薄すぎずの濃度でご提供しております。コーヒーが苦手で飲めない方や後味が残りすぎるのがイヤな方、飲みたいけど胃が痛くなってしまう方にもとても飲みやすいとご好評頂いております。
最後に・・・
最後までお読み頂いて本当にありがとうございます。コーヒーについて少しでも興味を持って、色々試してみようかなと思って頂けたならこれ以上の喜びはありません。
またご来店の際はこだわりの「ボヌール特製自家焙煎コーヒー」を味わって頂けたらと思います。すでにご愛飲頂き、たくさんのご好評を頂いております。
ご自宅でもコーヒーを楽しんでいただける様にゆくゆくは豆自体の販売もさせて頂こうかと考えております。質問などあればお答えできる範囲ではございますがお答えさせて頂きますので気軽にお声がけくださいね。
素敵なコーヒーライフを♪
代表 TAKAHIRO



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